「かーちゃん」になればお局様にはならないのかー。
なんとなくその理由がわかる気がする。
「他人に仕事を任せない」
これもお局様の特徴と言われているが、働くかーちゃんはむしろ「仕事を他人に任せたい」。
保育園からの緊急呼び出しにも対応できるように、仕事は他人に振りたい。
「仕切りたがる」
自分が関わっていたら抜け出せないから、仕切るなんてもってのほか。
こういうことを総合して考えてみると、お局様の心理状態が見えてくる。
要は、仕事・職場において自己同一性を見いだしている人なのだ。
だから、
仕事を取られること=自己存在否定
職場でのけ者にされること=自己存在否定
となる。
仕事にアイデンティティを見いだしては危険だ!は、とーちゃんがよく言う言葉だが、かーちゃんは「暇な人」と切り捨てる。
仕事でしか自己同一性を見いだせない、暇な人というわけだ。でもこれじゃあ解決にはならないので、とーちゃん手法を取るしかない。
とーちゃん手法とは「相手の心理から相手の行動を考える」だ。
お局様は今の仕事・今の職場に自己同一性を見いだしてしまった。
だから、自己同一性を見いだせる場所を他に与えてやれば良いのだ。
彼女が力を発揮できる新しい場所へ「あなたは特別なのよ」と移動させる。移動したばかりは忙しい。だから他人に構っている心理的余裕もない。
あーあ、このブログにはふさわしくない話題になってしまったが、「もしドラ」のドラッカーがいう、「人を活かす」だ。
お局様に、「今のあなたの行動は正しくないから、やめなさい」と言ってもだめよ!
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