入院中の母乳育児指導

出産当日から母子同室の病院

私が入院した病院は母乳育児を推進している病院だった。
里帰り出産だったため、そこまで確認せずに病院を決めてしまった(結果的には良かった)。

出産当日から母子同室。
出産時の出血が多かったために、6時間ベッドから起きてはいけないと言われ横になったままだった。

最もつらかったのは生後1日目、出産2日目


前日も夜中の授乳のため、ほぼ徹夜。
会陰切開の傷が痛むし、まだ貧血と寝不足が重なりふらふらなのに、さらに徹夜で授乳していた。
授乳している最中にコクっと首が落ちてしまったことも何度かあり、見回りに来た助産師さんに「添い乳やってみますか?やるときは呼んでください」と言われたが
呼ぶのが面倒で結局朝になった。

それ以来、授乳中にもう片方の乳房から母乳が落ちるほど生産が盛んになった。
助産師さんには
「1日目から胸が張るのはめずらしい」
と言われるほど、母乳が良く出た。


今思えば、出産初日と次の日の頻乳が良かったのではないかな?

さて、肝心の「入院中の母乳指導」だが、このように良く出る乳だったためほとんど受けなかった。

・乳首のくわえさせ方
・3種類の抱き方
・しこりができた時の吸わせ方

くらいだった。

母乳があまり出ない方や赤ちゃんの吸う力が弱い方には、かなり詳しい指導が行われていたように思う。

・母乳のマッサージ
・母乳に良い飲み物(温かいもの)
・搾乳の方法
・乳房を温めると良いこと

などだったと思う。
(隣と向かいのベッドの方は両方とも何らかの理由でミルクを追加して飲ませていたため、母乳指導がよくされていた、ので盗み聞きしていた)

入院中に右乳首が痛くなったときに、私はてっきり吸わせ方が下手なので乳首が切れたと思っていた。実際に乳首が赤くなっていたし。

助産師さんに相談すると、「乳頭を保護するために授乳前に母乳を塗るとよい」と言われた。
入院中は痛みがなくならず、少々悪化していた。

退院後、シャワー中に乳首をよーく観察すると、白いカスがごくわずか付いていた。
これって本で読んだ、乳口のつまり?!
痛みって傷のせいではなかったのか!

そこで、自分で乳首マッサージをして乳口を開通させた。

乳首を圧迫して母乳が出るまでマッサージする。
さらに、結構な痛みがあったが晴ドンに吸ってもらった。
すると2,3日後には痛みがなくなった。

なーんだ、傷じゃなかったのか。詰まってたのか。
助産師さんに見てもらったのに、わからなかったのか?
そのとき思った。助産師さんより自分の観察の方が確かだと。

助産師さんに伝える言葉が足りなかったのも理由の一つだと思うけれど、問題のあまりないおっぱい(赤ちゃんの体重増加が順調)だと、入院中にはあまり看てもらえないかも。

まずはよく観察して、赤ちゃんに吸ってもらう。おっぱい手入れで重要なんじゃないかな?

二人目の母乳指導

二人目で、母乳が順調にでると、母乳指導はほとんどない。
経験があるので、初日からスムーズに授乳させることができる。

添い乳もすぐにできるから、とにかく楽。

ただし、頻回授乳は必要といわれた。

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