2009年8月4日火曜日

ISO審査の現場

今日はISO審査に立ち会ってきました。そこで感想。

審査員は味方につけろ。

ISOに限らず「審査」とか「監査」と訊くと、「イヤだなあー」と感じることがほとんどだと思います。
でも審査員は数多くの会社のマネジメントシステムを見てきた人。(コンサルタントだって色々な会社を見てはいるけれども、審査よりコンサルティングの方が時間がかかるので当然お手伝いできる会社の数は限られます。)


そんな経験豊かな審査員の方が言いました。「経営者面談で”認証を取るため”とはっきり言われると、それなりの審査しか出来なくなる。”良いシステムにしていこう”と取り組んでいるならば、その方向で審査も進んでいく」と。


また「できるだけ現状をお話頂ければ、問題提起ができるように審査を進めていくこともできる」とも。(審査員の方の言葉をそのまま載せているわけではありません)


今自分が「問題だよな~」と考えていることを審査員が代弁してくれて、上手く解決に繋がる可能性だってあるわけです。


ISOのシステムは本当に良くできている、というか、マネジメントシステムについてよくここまで明文化できているな~と思います。

どうせ「取る」と決まったことならば、とことん利用して、審査費用分の価値を出しましょう!

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