2010年4月16日金曜日

来年度の採用は、男か女か?

今日、ウチの会社に来年度採用のための面接で一人学生が来ていた。
何と!女の子ではないか!!!この人に決まったかどうかはわからない。複数人の応募があったから、社長が誰に絞り込んだのかは不明だ。でもその絞り込みの中に女の子が含まれているのは確かだ。


現在我が社には、コンサルタント的な仕事をしている(営業と呼ぶ)のは社長を除き6名いる。そのうち女性はかーちゃん一人。おまけに社内で子持ち且つ既婚女性はかーちゃん一人。いかにかーちゃんが社内で変わった存在であるかは、おわかり頂けると思う。


そんなかーちゃんは、同じ仕事をする女性社員が欲しいと思っていたのだ。別に女性だから良いってことではなくて、会社として「女性営業」を認めているということになるからだ。かーちゃん自身がいるから会社として当然認めているのでは?と思われるかもしれないが、今年度の新入社員を除くと修士卒もかーちゃん一人だった。

かーちゃんは会社では異質な存在だったので、社長の考えがいまいち分からなかった。でも来年度修士卒の女性社員が入ってくれば、「男女関係なく採用してくれるのだ」と確信が持てるのだ。
かーちゃんにも、社長が女性を「営業」として勤務させるのをためらう気持ちも分かる。だって出張はできないかもしれないし、結婚したら辞めるかもしれないし、産休を取るかもしれないし、仕事で辛いことがあったら泣くかもしれないし。


この仕事は商品=ヒトだから、せっかく育てた社員が辞めていくのはそのまま会社の損失に繋がる。と考えると女性営業を採用するのをためらうのも当然なのだ。
でも、かーちゃんは(産休を取ってはいるし、旦那が転勤になったら辞めるかもしれないけど)6年目に入ったけれど辞めずに続いている(部下というか後輩がいないから、一番下なのは6年たっても変わらないけど・・・・)。

大丈夫、女性だって、働く環境さえ整えば、上手く使えば、男性社員と同じに働くよ!!!


旦那がこんなことを言っていた。

旦那の会社にはこれまで女性社員を営業(本当の営業職)として雇ったことがなかったから、そのノウハウがないだけで、女性営業が男性営業より劣るといったことはない。でもノウハウがないから、今いる管理職は女性社員を部下に欲しがらない。男性営業はこれまでたくさん居たので、扱うノウハウがあるだけだ。と。

そうか、ノウハウが必要なのか。


ウチの旦那の可愛くない所は、何でも分析して傾向を掴みそれを実践する所だ。「なんとなくこんな感じ」というのは、仕事や人生において少ない。全て自分の利益になることを選択していく。「人生=どの道を選択したか」だから、選択するためには自分の利益になる方を選ぶ。全てが計算されているのだ。可愛くない。

でも、かーちゃんもとーちゃんと話をしていると勉強になるけどね。

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